中国語の発音練習は、要するに楽器の習得と同じ
2021年5月27日
中国語は、発音の難しい言語であると言われています。
母音、子音ともに、日本人が、耳慣れない音もいっぱい出てくるし、また、アクセントも、日本語が平坦であるのに対して、中国語は四声というものがあって、これが日本人にとっては、相当、難関です。
例えば、同じ「ma」という音でも、第一声は「妈」(ma1/お母さん)、第二声は「麻」(ma2)、第三声は「马」(ma3/馬)、第四声は「骂」(ma4/叱る)というふうに、四声が変わると、違う意味になります。
また、ひどい場合には、「买」(mai3/買)と「卖」(mai4/売)のように、まったく正反対になってしまうものすらあります。
「中国語の学習は四声に始まり四声に終わる」と言われるように、はじめのうちは、一定期間、集中してやり抜かなければなりません。
これは、楽器の習得を考えてみればいいかもしれません。
ギターでも、ピアノでもヴァイオリンでも、何でもそうだと思いますが、音を出すだけでも、大変です。
例えば、ギターなんか、最初、コードを押さえるのでも一苦労します。「F」というコードなどは、押さえるのは不可能な気がするほどです。「何故、あんなに理不尽な押さえ方しなきゃならんのだ。関節炎になってしまうではないか??」と・・・・
しかし、何回も何回もやっているうちに、Fコードでも難なく押さえられるようになってしまいます。
中国語の発音だって、それ同じです。
「g k h」とか「zh ch sh r」とかの子音は、最初は理不尽に感じるかもしれませんが、やっているうちに、自分の身体のほうが、慣れてきます。
ただ、発音は大事はですが、一度に、マスターしようとしないでください。最初ら、100%の音をマスターするということは、難しいです。というのも、発音というのは、実際に会話をしていくうちに、身体に馴染んでいくという面があるからです。
楽器の練習にしても、音階練習ばかりやらされていたら、嫌になってしまうし、実際に楽曲を演奏をしながら、上手になっていくところがあるのではないだろうか。
語学も同じで、実際に人と会話をしていく中で、「こういうふうに言ったら通じやすいのか。」とか「これは意外に通じないな。」というふうに、自分のカラダを通じて、体得していくことが肝心だと思います。
母音、子音はコード、四声の練習は音階練習。そして、実際の会話練習は、演奏と考えればいいと思います。
ちなみに、楽器のできる人や音感がある人は、語学の習得も早いのは、そういうコツがわかっているから、ということもあるかなと思います。
ただ、語学の場合は、意味というものが入ってくるので、純粋に音である楽器とは、もちろん違うのは言うまでもありませんが。
ちなみに、冒頭の写真は、中国のネットで200元で買ったギター(吉他)。一応、クラッシックギター(古典吉他)ですが、フレットの部分はフォークギターという、なんともトホホなギターです。
まあ、安いから別にいいんですけどね・・・。
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