「おじさん」「兄ちゃん」 中国語の男性に対する呼びかけ表現

2021年5月26日

中国に住んでいる日本人の場合、普段は、日系社会の枠内にしかいないので、「◯◯さん」とか「◯◯先生」としか、呼ばれないと思います。

しかし、一歩、外にでると、所詮、ただのおっさんなので、物売りだとか、店の呼び込みとかに、「大哥(兄ちゃん)」「叔叔(おじさん)」など、容赦ない呼ばれ方をしているはずです。

日本だと、最近では、「兄ちゃん」とか「おじさん」は、聞かれることが少なくなっている気がするが、中国では、まだまだ、こういう言葉は、日常的に使われているようです。

かくいう自分も、道を歩いていると、たまに、声をかけられますが、そのときに、呼ばれてきた経験をもとに、男性に対する呼びかけ表現について、語ってみることにします。

中国語の男性に対する呼びかけ表現について

先生(しぇんしょん)

中国語で「先生(しぇんしょん)」は、要するに英語のミスターのこと。(ちなみに中国語で先生は「老師/らおし」)

一般的には、王先生、李先生、のように、姓をつけて使うが、知らない男性のときは、単独で「先生」と呼びかけることができるようです。

あと、奥さんが旦那のことを「李先生」とか、性をつけて言うのも、耳にすることがあります。自分の旦那のことを「李さん」は、ちょっと変な感じがしますが、中国人は、夫婦別性なので、それでもいいのかもしれません。

その流れで行けば、「我的先生」は「マイ・ダーリン」くらいの意味になるようです。

大哥(だーがー)

大哥(ダーガー)というのは、「兄さん」の呼びかけに近いかもしれません。男性が、自分より年上の男性に対して呼びかけるとき、使い事が多いようです。

帅哥(しゅわいがー)

帅哥(シュアイガー)は、要するにイケメンのこと。しかし、呼びかけ言葉としては、イケメンであろうがなかろうが、若い男相手であれば、使って良いようです。ちょうど、女性の「美女(めいにゅー)」と同じような使われ方ですね、

あと、靓仔(リャンザイ)も、イケメンの意味で、これは、元々は、広東語です。

老板(らおぱん)

老板(ラオバン)は、日本でもよくある、「しゃちょーさん」という呼びかけと、ニュアンス的には、似ている気がします。要するに、よいしょ言葉だが、社長よりは使う頻度は高いので、年配の人を呼ぶときに使うことが’多いのかも知れない。

叔叔(しゅーしゅー)

叔叔(しゅーしゅー)は、おじさんの意味。できれば呼ばれたくないナンバーワンであるが、まあ、年をとってきたら、そうも言っていられない。

それでもまあ、子供同伴の女性が「しゅーしゅーに、ご挨拶して。」とか、そういうのは、別に構わないが、同年代のおばさんに「しゅーしゅー」呼ばわりされるのは、さすがに抵抗があるが。(「あんたには、呼ばれたくないぞ!!」という。)

师傅(しーふ)

师傅(しーふ)という呼びかけも聞いたことがあるかもしれません。タクシーの運転手、修理工、コックさんなど、技能的な職業に就いている男性に対する呼びかけ言葉です。

インスタント麺で有名な、康师傅(かんしーふ)は、「康シェフ」くらいの感じになりますね。

 

以上、呼ばれる側としては、一応、理解しておいたほうがいいですが、自分が使う側となると、さすがに、はずかしすぎて、ハードルが高いですね。(自分も、使ったことがないし)

まあ、我々外国人は、「請問(ちんうぇん)」とか「我想問一下」とか、無難な呼びかけで十分だと思います。あるいは、「◯◯先生」とか、具体的な名前で呼ぶとか。

 

写真:道端で「叔叔」(しゅーしゅー/おじさん}がカードを持って立っています。「有房出租无中介费(部屋あります。仲介料無料)」の文字が見えます。中国では、こういうのはたまにありますね。

会話

Posted by 老板