「麻雀」はマージャンにしてマージャンにあらず!?マージャン用語は中国語の宝庫
さて、中国といえばマージャン。
中国人は、大人数で集まるのが好きなので、ちょっと暇になると、すぐにじゃらじゃらが始まります。中国のマージャンパイは、日本のモノより一回りサイズが大きいので、これを台でシャッフルすると、結構な騒音になります。中国人の声が大きいのも、納得という気がします。
それはそうと、一口にマージャンといっても日本と中国では結構、イロイロ、状況が異なるようです。
まず、そもそも、中国語のマージャンは「麻雀」ではなく、「麻将(ma2 jiang4)」です。
逆に、日本語のマージャン「麻雀」は、中国語では「麻雀(ma2 que4)」と読んで、これは、スズメのことになってしまうんですね。中国人は、日本の雀荘とか見て、どう思うのでしょうか。
中国のマージャンのルールも、日本のものとだいぶ違うようで、マージャンに詳しい人に言わせると、いかに早く上がるかがメインで、役作りの醍醐味がないらしいです。まあ、こういうところにも、国民性が現れてしまうのかもしれません。
また、広東ルールとか、四川ルールとか、省ごとにルールが微妙に違っているらしいです。
ちなみに、マージャン用語は、もちろん中国語が由来で、「ポン」は「碰(peng4 )」、「チー」は「吃(chi1)」、「ツモ」は「自摸(zi1mo4)」、「リーチ」は「立直(li4 zhi1)」など、中国語にすれば、なるほど納得。リーチって、てっきり英語と思ってましたが、中国語だったんですね。
あと、役の名前とかも、「チートイツ」は「七对子(qi1 dui1 zi)」は「対(子)」が七つという意味で、元になる中国語がわかると理解が深まります。「清一色」「三色同顺」なども、そのまま中国語です。
まあ、マージャンをしたからといって、中国語がうまくなるとは思えませんが、結構、興味深いです。(ちなみに、自分は、大学時代に少したしなんだくらいで、別に特別、マージャンが好きとかいう人間ではありません)
以下、マージャンをあしらったグッズ。マージャンパイの枕。29.9元(450円ほど) ウォルマート(沃尔玛)にて。
こちらは、マージャンペン立て。「八」とか「发」とか縁起を担いだものが多いようです。
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もう言葉を失ってしまいますね。
さすが、マージャン先進国?中国
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