「中国語、何から始めたらいい?」 予算・目的別、オススメの中国語学習方法
中国語に興味を持って、始めたいと思ったんだけど、何から始めたらいいかわからないという方がいるかも知れません。
できるだけ、お金をかけたくない方。概略がつかめればいいという方、目的も予算も、人それぞれです。
以下、思いつくままに、いくつかピックアップしてみました。
座学 NHK・YOUTUBE・アプリなど
「中国語って、どんな感じ?」かなという人は、とりあえず、座学からはじめてみるのがよいでしょう。以下、初期投資ほぼゼロで始められる方法を、以下、いくつかあげてみます。
NHK中国語講座
古典的な方法ですが、とりあえず、簡単な中国語の基礎を掴みたいという方は、NHKの中国語講座(テレビ、ラジオ)でも聞いてみてはいかがでしょうか。NHKの講座はカリキュラムがしっかりとしているので、学びやすいと思います。
現在、ラジオ(NHK第二)だと「ラジオで中国語」「ステップアップ中国語」 TVだとEテレで「テレビで中国語」というのがあるようです。 中国語のテレビ番組・ラジオ番組 | NHKゴガク
放送にあわせて、視聴するのでもいいし、時間もやる気もある人は、書店とかに売っているものを、まとめて聞いてもいいと思います。
市販の参考書
NHKに限らず、市販のテキストにも、いいものはありますので、自分にあいそうだなと思ったら、買ってみるのもいいでしょう。できれば音源があるものを、買ったほうがいいでしょう。
ただ、なかには、単語をまとめただけとか、例文を適当に並べただけみたいなのもありますので、
ネット動画(YOUTUBEなど)
最近は、YOUTUBEなどの動画サイトで、いろいろな人が、中国語に関する動画をアップしてくれていますので、うまく活用しながら学ぶこともできます。
また、ある程度の中国語のできる人であれば、中国ローカルのドラマやニュースなど、生の情報に積極的にアクセスしてみることをオススメします。字幕があれば、ニュアンスはつかめると思います。
ちなみに、中国人で、一日中、好きな日本語のアニメを何回も見ていたら、自然に日本語ができるようになっていたというような人も存在するようですので、その逆をやってみればいいかもしれません。ただ、中国語の場合、コンテンツ的に、そこまで夢中になれるようなものがあるかどうかが、問題ですが。
スマホアプリ
最近は、若い人を中心に、スマホアプリで学習を始められる人が、増えてきたように思えます。玉石混交のようですが「NHKゴガク 」とか「HelloChinese」など、評判のいいものも結構、あるようです。
アプリは、自分の発音が正しいか否かを、AIが判断してくれたりもしますし、段階を踏んでステップアップしていけるので、単に、自分で参考書をやるよりは、モチベーション的にも、いいと思います。
ただ、アプリは、テキストを使ったレッスンと比較すると、網羅的でないせいか、知識に穴が多いということもあります。
以上、自分ひとりでもできる学習方法でした。
独学による座学は、知識をつけるにはいいですが、会話をする能力は、全くつかないので、やはり限界があります。早めに、実際に人と相対した双方向型、会話型のレッスンにシフトしたほうがいいでしょう。
対人レッスン(オンライン、対面)
「実際に、ネイティブと会話できるようになりたい。」という方は、やはり、対人レッスンは、必須です。また「多少、お金をかけてもいいから、効率よく中国語を学びたい。」という方は、中国語教室や家庭教師を検討してみるのがいいでしょう。
オンラインレッスン
昨今、ネットの大容量化や、ZOOMなどのビデオ会議ソフトのおかげで、オンラインで授業を行うのが、容易になりました。
オンラインレッスンの場合、値段が非常に低価格なのが魅力です。しかも、マンツーマンでできます。
短所としては、講師の質が、玉石混交といいますか、ばらつきがあるのかなと思います。よい講師に巡り合えば、いいかもしれませんが、それまでは結構、回り道かも知れません。
対面レッスン(クラス・マンツーマン)
大手の系列教室から、個人経営の中国語教室、完全な個人教授と、いろいろあります。昨今、日本にも中国人留学生が多いですから、個人で中国語講師をしている人も多いかもしれません。
クラスレッスン
クラスレッスンは、自分ひとりでは、続かない人や、皆と切磋琢磨しながらやりたい人、一緒に学べる友人が作りたい人に向いています。ただ、カリキュラム的に自分のペースではできないとか、講師と会話する機会が少ないのが、難点です。
マンツーマン
あくまで、マイペースで授業をすすめたいという方は、マンツーマンがいいでしょう。お値段的には、クラス授業はよりは、もちろん高めとなります。
自分のペースで、レッスンを進められますし、ネイティブ講師と会話する機会も多くなります。
家庭教師
講師をご家庭や会社に出張してもらうサービスもあります。講師が出張する分、割高になります。
交換レッスン
交換レッスンは、外国人に日本語を教えつつ、外国語を教えてもらうという双方向の学習スタイルで、しかも、双方にとって、お金がかからないという、非常に、都合の良いスタイルです。
ただ、実際、そんなに都合よく、交換学習の相手がみつかるかどうかは、運次第という面もあります。お金はかからない分、自分で講師を探したり、手間がかかると思ったほうがいいでしょう。 交換レッスンが長続きしない4つの理由
留学
語学の学習で、もっともいいのが、現地の大学で留学をしながら学ぶということですが、いかんせん、お金も時間も、結構かかるですので、十分な計画と準備が必要です。
いろいろな国から留学生が来ているので、外国の友人もできるし、インターナショナルな雰囲気の中で、学ぶという体験は、後々、かけがえのない思い出となるでしょう。
ただ、授業の方は、中国語(か英語)による解説なので、入るクラスを間違えると、授業についていけなくなったりするので、自分が入るクラスの見極めが必要かと思います。
ちなみに、留学生については、それぞれの大学サイトなどで、常に募集をしています。
深セン大学 深大国际交流学院 – 言語生募集
香港中文大学 香港中文大学中国語センター中国語、広東語、英語課程
まとめ
いかがでしょうか。一概に、中国語を学ぶといってみても、色々な方法がありますね。どんなサービスでもそうですが、値段が高いには高いだけの、低いには低いだけの理由があります。
ご自分の予算とかけられる時間に合わせて、自分の学習スタイルを決めていかれるとよいと思います。
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コメント一覧
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