中国人が、日本語ぺらぺらになってしまう4つの理由

2021年5月27日

日本人が中国で仕事をすると、普通は、日本語が堪能な中国人が周囲にいっぱいいると思います。

そういう中国人に聞いてみても、日本へ留学したことはおろか、旅行に行ったことすらない、なんて人もいます。

彼らは、どうして日本語が上手なのか? 以下、いくつか考えられる理由についてあげてみました。

中国人が、日本語ぺらぺらになってしまう4つの理由

1 モチベーションが高い

中国人の中で、かなりの割合が、日本語を勉強して、日系企業に就職する、あるいは日本語を使う部署に就職するという方が多いです。

日本語を学習して、その日本語能力を生かして、日系企業でも就職できたら、それだけで、何割か給与がアップします。

今は、中国人の給与自体が、上がってしまったので、それほどではないですが、それでも、何割かはアップすると思います。仮に、ローカル企業で五千元が一万元になるなら、必死でやるに決まっています。

一方、日本人が、中国語を学ぼうが学ぶまいが、ほとんど給与は変わらないのではないでしょうか。あるいは、下手すると、中国語なんか学んでいたら、逆に、

ファーウェイとか、アリババとか、そういうところに就職するのであれば、別ですが、そんな人は一部でしょうし。

2 日本のコンテンツ

日本語が得意な人のなかには、かなり、日本のアニメやTVドラマについて精通している人がいます。

日本のコンテンツというのは、やはり中国人にとっても面白いのだと思います。ビリビリとかで、日本のアニメはただで見れてしまうという面があるので、一日中、アニメを見て、日本語ペラペラになったという、中国人は多いです。まさに「好きこそものの上手なれ」というわけです。

一方、日本人で、中国のアニメとかTVドラマを見ようと思う人は、どれだけいるでしょうか。ほとんどいないのではないでしょうか。自分にしたところで、スポーツ放送と、ニュースを見るくらいです。

そういう、日本のコンテンツ力というものも、一役買っていると思います。

3 失敗を恐れない性格

彼らというのは、とにかく、失敗を恐れませんん。下手でもなんでも、しゃべって、失敗しながら、覚えていく感じの人が多いのではないでしょうか。まあ、コミュニケーションの達人と言ってもいいかもしれません。

一方、日本人というのは、割と、体裁を整えたり、失敗を恐れてしまうというか、恥をかくことを恐れるところがありますね。自分みたいな、大人の親父だと、プライドが邪魔をして余計にそうなってしまいますが、それは、語学を学ぶ上では、良くないことですね。

4 漢字を知っている

あとは、もちろん、彼らは、漢字のスペシャリストなんで、日本語を学ぶ上で有利ということがあります。これは日本人も同じですね。

まとめ

以上、彼ら中国人が、日本語ペラペラになりやすい理由についてでした。

もちろん、我々は日本人なので、彼らとはそもそも置かれている環境が違います。でも、それを知った上で、彼らのやり方というのは、一定の参考になるのではないかと思います。

あと、もちろん、中国人だからといって、すべてがペラペラになるかといえば、そうでもなく、全然だめな人もいっぱいいます。というか、日本語を完全にマスターする人は、やはり優秀な人だと思います。

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Posted by 老板